転職コラム

IFAになるには?【転職・独立の流れや要件をプロが解説】

疑問
  • IFAになるにはどうしたらいいかざっくり知りたい
  • 転職・独立のそれぞれの流れを知りたい
  • IFAになるために必要なスキルや資格・年齢などの要件を知りたい

当記事では、上記のような疑問に応え、IFAになる方法や、そのために必要となる資格やスキルを解説していきます。

記事の内容は以下の通りです。

  • IFAになるには?【転職と独立の流れを解説】
  • IFAになるために必要な資格
  • IFAになるために必要なスキル
  • IFAになるためのその他要件
  • IFA転職・独立に失敗しないためのポイント

それではご覧ください。

IFAになるには?【転職と独立の流れを解説】

IFAになるには?【転職と独立の流れを解説】

IFAになるための方法は大きく3パターン存在します。

IFAになるための3つの方法

  • IFA法人に転職して社員雇用契約を結ぶ
  • IFA法人と業務委託契約を結ぶ
  • IFA法人を設立する

それぞれについて個別に解説していきます。

1:IFA法人に転職して社員雇用契約を結ぶ

IFA法人に社員として所属することで、IFAとして金融商品の仲介業をスタートすることが可能となります。

社員雇用契約の場合は、「固定給+実績連動型の賞与」という給与形態を取る法人が多く、収入が安定しやすいのが特徴です。

ただし、どこのIFA法人も「社員」を募集しているわけではないので、IFAに特化した転職サービスなどを利用して会社探しをするのが一般的です。

2:IFA法人と業務委託契約を結ぶ

IFA法人と業務委託契約を結ぶことで、IFAとして金融商品の仲介業をスタートすることが可能となります。

業務委託契約の場合は、固定給はなく、完全歩合制で、法人ごとに定められた「バック率」で報酬が計算されます。

社員よりも給料は安定しにくいものの、実力とお客様との信頼次第で、上限なく稼ぐことができることにメリットを感じているIFAの方は多いです。

ただし、どのIFA法人も「業務委託契約」を募集しているわけではないので、IFAに特化した転職サービスなどを利用して、業務委託を募集している法人を探すのが一般的です。

3:IFA法人を設立する

自分でIFA法人を設立するという方法もありますが、現在、IFA法人登録のハードルが高くなっております。

そのため、まずはIFA法人に所属し、実践や経験を積み、人脈を築くのが王道ルートだといえます。

IFA転職のためのサービスについては、以下の記事をご参照ください。

おすすめ
IFAに特化したおすすめ転職サイト・転職エージェント3選【徹底比較】

次に、IFAとして働くために必要な資格やスキルや年齢について解説していきます。

IFAになるために取るべき資格は?

IFAになるために満たすべき要件【資格・スキル・年齢など】

IFAとして働くために必要な資格、持っておくと業務の幅が広がる資格をまとめると以下のようになります。

必要な資格

  • 証券外務員試験(一種or二種) ※必須
  • 生命保険募集人
  • ファイナンシャルプランナー

一つ一つ解説します。

証券外務員試験(一種・二種) ※必須

証券外務員試験は日本証券業協会による試験です。IFAとして金融商品を扱う業務を行うために、取得が必須となります。

二種よりも一種の方が試験範囲が広い分、扱える商品が増えます。一種外務員は、二種外務員が扱える一般的な金融商品に加えて、株式の信用取引やデリバティブ金融商品などよりリスクの大きい金融商品の仲介が可能となります。

すでに外務員資格を取得済みの場合はそちらの資格を活用できますが、転職したのちに新たなIFA法人から外務員登録を行う必要があります

資格更新研修は、通常であれば5年おきに受講するものなので、注意が必要です。

生命保険募集人

IFAとして働く上で必須の資格ではないですが、生命保険を販売するにあたって必須の資格となります。

比較的多くのIFAがこの生命保険募集人の資格を持ち、生命保険の代理店としての業務を行なっています。

生命保険には支払われる金額が契約時にあらかじめ定まっている「定額保険」と運用実績に応じて保険金や年金、解約返戻金が変額(変動)する「変額保険」があります。

まず「一般課程試験」に合格すると、生命保険募集人として登録でき、「定額保険」のみ扱えるようになります。その後、「変額保険」の販売資格を得るには「変額保険販売資格試験」に合格する必要があります。

生命保険を販売する資格を得ることで、より幅広い提案が可能になるので、IFAとしてはぜひとっておきたい資格です。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーは、日本FP協会のFP技能士試験、もしくは一般社団法人 金融財政事情研究会のFP技能検定に合格し、CFPやAFPに登録すると与えられる資格です。

名称独占の資格で、ファイナンシャルプランナーの資格を持った人にしかできない独占業務は存在しませんので、資格自体は持っていなくても問題なくIFAの業務を遂行可能です。

しかし、資格取得にあたって、お金に関する幅広い知識を身につけることになるため、より説得力のある提案が可能となるでしょう。必須ではないものの、挑戦する価値のある資格です。

IFAになるために必要なスキルは?

IFAになるために必要なスキルは?

IFAとして成果を上げるために必要なスキルは以下の通りです。こちらは、現役IFA法人の社長に採用時によく見る必要なポイントとしてお伺いしました。

必要なスキル

  • 営業力
  • PDCAの実行力
  • 資産運用に関する幅広い知識

必要スキル1:営業力

IFAとして成果を高めていくためには、何よりも「営業力」が大切です。

営業力というのは非常に幅広い概念で、さまざまな力が含まれています。

例えば、新しく紹介や人脈などを通じて顧客を開拓する力。お客様との距離を一気に縮めるコミュニケーション力。また、お客様の胸の奥にあるニーズを引っ張る傾聴力。そして、お客様に提案に納得してもらうためのプレゼンテーション力など、総合的な能力が求められます。

実際に、IFAに転職する方は、営業力に自信のある方や、営業力を磨きたい方が多いです。

必要スキル2:PDCAの実行力

IFAには自立心が強く求められます。

自分で計画を立て、実行し、改善する。そしてそのサイクルを自分でモチベーションを高めながら継続していく必要があります。

ただ指示を待つ受け身な姿勢では成果を上げることはできません。

必要スキル3:資産運用に関する幅広い知識

お客様に信頼され、あなたからの提案に納得してもらうためには、あなた自身が幅広い知識を持っておくことが重要です。

また、金融知識だけでなく、税制や法律などにも知見を広げることで、資産運用に限らない総合的なライフプランニングの提案ができるようになります。

IFAになるためのその他必要な要件

IFAになるためのその他必要な要件

資格やスキル以外の要件も見ていきましょう。

IFAになるために年齢は関係ある?

IFAになるために年齢は関係ありませんが、IFA法人の求人で最も多い年齢層は20代〜30代です。

もちろんIFA法人によって求めている年齢層はさまざまなので、40代以上の方も諦めずにチャレンジしてみてください。

IFAになるためにその他必要な要件

IFA事業者によって経営方針が違いますので一概には言えませんが、面接時によく出てくるのは「どの位の顧客数が見込めるのか」「預かり資産はどれくらいになりそうか」という質問です。

ただし、この質問は「顧客数や預り資産が多ければ多いほど合格しやすい」といった必要要件を問うものではありません。

転職したIFAの収入が途切れることなく業務を展開できるかどうか、IFAとしての働き方がマッチしているかどうかを確認するための質問です。

またIFAの経営方針によっても、採用の必要要件は変わってきます。

例えば、新規開拓に力を入れるIFA事業者もあれば、セミナーが中心として顧客獲得を目事業者もあります。また、営業活動のお手伝い等は行わずに活動する場所のみを提供しているIFA事業者もいます。

経営方針が異なれば、営業スタイルも異なり、IFAに求める基準やスキルも異なってきます。

各IFA事業者の経営方針と、転職を考えている皆さまのお考えが一致する会社を探すことが重要です。

IFAへの転職・独立に失敗しないためのポイント

IFA転職・独立に失敗しないためのポイント

最後に、IFAの転職に失敗しないためのポイントをご紹介します。

ポイントとしては、

とにかく条件をしっかり比較すること

これに限ります。

報酬・待遇は必ず比較しましょう

IFA法人各社の条件は必ず比較しましょう。

各社で扱える金融商品も異なれば、報酬体系やバック率が異なります。場所代がかかるところもあればかからないところもあります。

同じお客様に、同じ商品を販売しても、バック率が異なると収入が変わってしまいます。

IFAになろうとする人は、「もっと稼ぎたい」とか「もっとこういう商品を提案したい」などの野望があってのことだと思いますので、しっかりと比較して、あなたの求める条件にマッチしたIFA法人を選びましょう。

IFA法人の方針もしっかりと知りましょう

IFA法人によって、企業の運営方針が異なります。

会社をチームワークで大きくしていこうという法人もあれば、個人主義で、業務委託中心の法人もあります。

IFA法人の方と面談する際は、ただ相手からの質問に答えるだけではなく、積極的に質問をして、ご自身の求める環境にあったものかどうかを自分で見極めることが重要です。

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