当記事では、上記のような方に向けて、業務委託IFAとして働くことのメリット・デメリットついて解説します。
業務委託のIFAは、多くの場合がフルコミッションとしての働き方になりますので、人によっては稼ぎも自由も増える一方で、全く働き方がマッチせずに年収が下がっていくパターンもあります。
業務委託IFAとして働くことを検討する場合、そのメリット・デメリットをしっかりと理解しておくことが重要です。
というわけで、今回の記事の内容は以下の通りです。
それではまずデメリットからご覧ください。
現在、IFAとして活躍している方の多くが個人事業主としてIFA法人と業務委託契約を結んでいます。
証券会社や保険会社などに会社員として勤務することと比較して、まずは具体的なデメリットについて整理してみましょう。
デメリット1:成果が出なければ収入がなくなる
完全歩合制のケースがほとんどですので、成果を上げた分だけ収入が増えますが、逆に成果が出なければ収入がないことを意味します。
IFAになるかどうか検討する上でこのポイントが最大の懸念点になる方は多いのではないでしょうか。
デメリット2:事務負担が増える
繰り返しになりますが、業務委託IFAは個人事業主です。
会社員時代には当たり前に他部門やアシスタントに事務作業を依頼していたと思いますが、それら事務作業のほとんどを自身が担うことになります。IFA法人によっては一部の事務を本部で行ってくれるところもあります。また、個人事業主の場合は基本的に確定申告が必要になります。
自分でネットから申告することもできますし、税理士に頼むのも一手です。
IFA法人によっては、高いバック率を設定する代わりに、場代で毎月10万円を課するケースもあり、その場合120万円の赤字が確定しています。
デメリット3:休日でも顧客対応しなければならない
IFA法人との間で勤務時間に関する拘束はありませんが、実情として多くのIFAが顧客のニーズに最大限に応え、成果を最大化するために、土日祝日や夜間にも顧客対応をしています。
もちろん働き方は個人の自由ですから義務ではありませんが、IFAとしての成果を上げるために実際には臨機応変な対応が求められます。
実際のIFAの声
では次に、メリットについて見ていきましょう。
メリット1:転勤がない
収入増を実現するためにIFAになることを検討する人も多いですが、転勤がないことも業務委託IFAになることの最も魅力的なメリットの一つです。
転勤がないので顧客を引き継ぐ必要もありませんから、顧客の資産運用パートナーとして生涯寄り添うことも可能になります。
また、転勤の心配がないので、自身やご家族のライフプランも自由に設計することが可能です。
メリット2:ノルマがない
多くの場合、IFAにノルマが課せられることはありません。
もちろん、商品ごとの目標もありませんから、企業の都合ではなく、顧客にとって最良の提案をすることができます。
ファイナンシャル・アドバイザーとして、本来の姿勢を貫くことができる土壌があるので顧客との信頼関係構築と資産形成・運用の成果の最大化にまい進することができます。
メリット3:働き方の自由
業務委託IFAとして働くということは、個人事業主として一国一城の主になるということです。
多くのIFA法人では最低限のルールを守れば、基本的に働き方は自由です。
IFA法人によっては、月に一度程度の出社が必要な場合はありますが、それ以外は出社の義務はなく、何時から何時まで働くかも自由です。
自身が最大のパフォーマンスを発揮できるスタイルで働くことができることは大きなメリットです。
メリット4:収入が青天井になる
前述したように業務委託IFAは個人事業主ですから、IFA法人から給与をもらうわけではなく、完全歩合制ですから成果に応じて年収は増えます。
バック率はIFA法人により異なりますが、獲得手数料の50~70%が還元されるケースが多いです。
実力次第で、会社員時代の年収を大きく上回ることも可能です。
メリット5:副業としても挑戦できる
前述したように業務委託IFAはあくまで個人事業主なので、他に仕事を持ちながら副業としてIFAの活動をすることが可能です。
多くの場合、ノルマや時間的拘束もないので、本業の顧客提供価値を高めるために、あるいは、個人としてキャリアの多様性を生むためにIFAを副業にする人も増えています。
実際にIFAとして働いている方の生の声
最後に、IFAの転職に失敗しないためのポイントをご紹介します。
ポイントとしては、
とにかく条件をしっかり比較すること
これに限ります。
報酬・待遇は必ず比較しましょう
IFA法人各社の条件は必ず比較しましょう。
同じお客様に、同じ商品を販売しても、バック率が異なると収入が変わってしまいます。
IFAになろうとする人は、「もっと稼ぎたい」とか「もっとこういう商品を提案したい」などの野望があってのことだと思いますので、しっかりと比較して、あなたの求める条件にマッチしたIFA法人を選びましょう。
IFA法人の方針もしっかりと知りましょう
IFA法人によって、企業の運営方針が異なります。
会社をチームワークで大きくしていこうという法人もあれば、個人主義で、業務委託中心の法人もあります。
IFA法人の方と面談する際は、ただ相手からの質問に答えるだけではなく、積極的に質問をして、ご自身の求める環境にあったものかどうかを自分で見極めることが重要です。
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