当記事では、上記のような方に向けて、IFAに転職するメリット・デメリットを証券会社と比較しながら解説をしていきます。
IFAと、証券会社の営業マンの働き方は非常に似ています。仕事内容も概ね同じですし、お客様の層も同じです。金融商品に大きな違いもありませんし、必要とされるスキルも似通っています。
それなのにも関わらず、どちらかの働き方を選ぶかで、大きく人生が変わります。
なので両者を比較することは非常に大事です。
というわけで、記事の内容は以下の通りです。
まずは多面的にIFAと証券会社を比較してみましょう。
それではご覧ください。
まずはIFAと、証券会社の会社員を比較していきましょう。
具体的には、「年収」「取扱商品」「働き方」「転勤」「間接業務の量」でそれぞれ比較します。
年収を比較
業務委託契約の場合は、フルコミッションで、売上手数料にバック率をかけた数字がそのまま収入になります。
例)手数料1000万でバック率70%の場合は、700万円が収入。
正社員の場合の報酬体系は様々なパターンがありますが、「固定給+バック率」と設定されているケースもあります。
特に業務委託契約のIFAとして働く場合は、証券会社の会社員として働いている場合よりも収入の安定感は下がるものの、実力次第で青天井で稼げる世界です。
もちろん、1ヶ月で普通のサラリーマンの年収くらい稼ぐ人もいれば、年間1億円以上稼ぐことも可能です。
営業力に自信のある方にとっては、証券会社よりIFAの働き方の方が収入が伸びる可能性が高いでしょう。
取扱商品を比較
証券会社だと、その会社で扱っている金融商品を扱わざるを得ません。場合によっては、売りたくもない商品にノルマが課せられることで、いやいや営業活動をして苦しむ方もいます。
一方、IFA法人は第三者機関として、様々な金融商品を契約してお客様にご提案することが可能です。
自社のノルマ都合よりも、お客様に寄り添った提案をしたいと考える方にとって、IFAの働き方は魅力的に映るでしょう。
ちなみに・・・
大手証券会社で勤務していた人からすると、規模が小さいIFAだと扱える商品が少ないのでは・・・?
という疑問を持つ方もいらっしゃいますが、実際のところはSBI証券や楽天証券を扱えるため、大手証券に引けを取らないラインナップが揃っていることが多いのです。
働き方を比較
証券会社に勤めていれば、「定時出勤して、日中は営業活動をして、帰社して、翌日の準備をして、退勤する」というような1日の流れが繰り返されるようなイメージです。
それが業務委託のIFAになれば、全てのスケジュールが「自由」です。もちろん、自分のスケジュールを自分で決めて動いていく自立心は求められますが、何かに拘束されたり、強制されることはありません。
自由な働き方に憧れてIFAになる人も多いです。
転勤の有無を比較
証券会社に勤めていれば、転勤は数年ごとにありますよね。
ずっと自分を慕ってくれていたお客様も後任に引き継いで、全く人脈のない土地に向かわされたりもします。
一方で、IFAは転勤の概念は存在しません。
自分の大好きなお客様とずっと繋がっていられるのもIFAの魅力です。
また投資家のお客様としても、良い担当者ならずっと担当してほしいと思うものなので、お客様からしても転勤のないIFAと取引をするメリットは大きいのです。
間接業務の量を比較
証券会社は、様々な役割のスタッフが働いていて、組織化されているので、証券マンが営業活動に集中できるような仕組みが整っています。
一方で、業務委託のIFAの場合は特に、全ての仕事を自分で行う必要があるため、事務作業などの間接業務は証券会社の会社員よりも多くこなす必要があるでしょう。
ただし、正社員として働くIFA法人の場合は、会社としての営業サポートが充実しているケースも多いです。
以上を踏まえて、IFA法人で働くメリット・デメリットを整理してみます。
証券会社と比較しながら、IFAに転職するメリット・デメリットをまとめると以下の通りです。
IFAは業務委託契約と、正社員契約の2種類の働き方がありますが、今回は業務委託のIFAとしてのメリット・デメリットをイメージして解説していきます。
もし業務委託契約ではなく、正社員としての働き方を詳しく知りたい方は以下をご覧ください。
さて、証券会社と比較した時の(業務委託契約の)IFAのメリットをまとめると以下の通りです。
IFAのメリット【証券会社と比較】
これだけみると、最高の働き方に見えますが、当然デメリットもあります。
IFAのデメリット【証券会社と比較】
このような、個人事業主全体に言えるようなデメリットがあります。
なので、人によってはIFAになることで、幸福度が上がったり下がったりするので、結局は自分に合った働き方をするのが大切です。
最後に、IFAの転職に失敗しないためのポイントをご紹介します。
ポイントとしては、
とにかく条件をしっかり比較すること
これに限ります。
報酬・待遇は必ず比較しましょう
IFA法人各社の条件は必ず比較しましょう。
同じお客様に、同じ商品を販売しても、バック率が異なると収入が変わってしまいます。
IFAになろうとする人は、「もっと稼ぎたい」とか「もっとこういう商品を提案したい」などの野望があってのことだと思いますので、しっかりと比較して、あなたの求める条件にマッチしたIFA法人を選びましょう。
IFA法人の方針もしっかりと知りましょう
IFA法人によって、企業の運営方針が異なります。
会社をチームワークで大きくしていこうという法人もあれば、個人主義で、業務委託中心の法人もあります。
IFA法人の方と面談する際は、ただ相手からの質問に答えるだけではなく、積極的に質問をして、ご自身の求める環境にあったものかどうかを自分で見極めることが重要です。
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